The Breakthrough Power of Young Leaders を視聴して思うこと

動画の感想

こんにちは、USHIOです!

今回はTED動画、The Breakthrough Power of Young Leaders を観て、若い世代の持つ可能性について考えてみたいと思います。

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さて、この動画の中ではかなり頻繁に笑いが起こります。それだけこの登壇者がユーモアに溢れているわけですが、その中にスパイダーマンのミームを使ったシーンがありました。このシーンでは、大人たちが互いに同じ議論を投げつけあっている様子を、互いに指さしあっているスパイダーマンミームに例えています。同じ議論といっても分かりづらいですが、例えば「教育の正しい在り方」の議論であれば、詰込み型教育が絶対だ!ゆとり教育が絶対だ!といったように互いの意見をぶつけ合っているだけというニュアンスだと思います。つまり、価値観が成熟すればするほど相手の意見を聞けなくなっていく、ということです。

それに対し、若い世代、若者はまだ価値観が成熟しきっていないため、より相手の意見に耳を傾けることができます。悪く言えば流されやすいということにもなりますが。少なくとも、上であげた「大人たち」と違い、話が平行線にならずに前に進むことができるでしょう。

次に若者のリーダーシップについてですが、動画のタイトルにある通り「飛躍的な力」を持っていると登壇者のモハンは語っています。それは何故でしょうか。私の意見ですが、若者は自分の感情に基づいて行動するからだと思います。人は年を重ねるごとに、昇進や結婚などを通じて自分の立場が固まっていきます。守るものが増えるのです。その結果、守るもののために時には自分の感情を押し殺して振る舞うようになります。仕方のないことですが、これがいわゆる「大人になる」ということだと思います。

では若者はどうでしょうか。守るべき人や立場が定まっていないので、自分の感情に従って行動することができます。さて、これを読んでいるあなたは子供の頃、何かに熱中した経験はありますか?虫取り、ピアノ、バスケ、お絵描き…何か一つくらいは思い当たるものがあると思います。おそらくそのときは時間を忘れて一心不乱に取り組んでいたことでしょう。これが「感情に基づいて行動する」ということです。誰に言われるでもなく純粋な気持ちで動く。ここまではいかなくとも、若者には純粋に熱中できるポテンシャルがあります。その力はまさに「飛躍的」なのではないでしょうか。

いつの時代も「今の若者は…」という大人は存在するものです。しかし今一度、若者の持つ可能性を信じてみてはいかがでしょうか。

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